新しい10年に向けて

by manager

私の研究室ができてから10年が経ちました。21世紀になったばかりの4月1日に北摂の 吹田にある大阪バイオサイエンス研究所において4人でスタートしました。私の当時の状況からはゼロからというよりはマイナスからのスタートでしたが、当時 の故花房秀三郎所長をはじめ多くの先生方のご援助、参加してくれたメンバーのおかげで、「100%研究三昧」の中で何とか研究室を立ち上げることができま した。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」精神でユニークな研究を目指してきたつもりです。ただ、質量とも決して満足できるものではなく、さらには折角データ や材料がそろって“さーこれから”という時に研究室を移動することになり、特に後ろの2年間は再び戻った大学医学部で、「大学の先生の毎日」の中で研究に 時間がとれない自分に焦りといら立ちを覚えることも多い日々でした。昨日の簡単な10周年記念の会には、現在のラボのメンバーに加えて沢山の医学部の学部 学生も参加してくれ、私の座右の銘の一つ「邂逅」を紹介しました。今後の10年は、論文の質量ともに先の10年を超えるだけでなく、より多くの若い人達が これからの研究に参加してくれることを目標としたいと思います。特に大学の利点を活かすため、次の10年を一緒にやってくれる若い学生さんとの「邂逅」を 楽しみにしております。私どものラボ、研究に興味のある方々からのご連絡お待ちしております。最後になりましたが、引き続き各方面の方々には、ご指導ご鞭 撻賜りますようあらためてお願い申し上げます。

 

内匠 透